セラミック矯正とマウスピース矯正の違い

今回はこの２つの違いについて書いていきます。

セラミック矯正とは？

セラミック矯正とは、自分の歯を削り、その上からセラミックの被せ物を使って歯並びを整えていく歯科矯正です。

【メリット】

短期間

削って被せるという処置になりますから、時間さえ許すのであれば１日で終えることも可能です。

歯の色や形が変えられる

歯を削りますから、形や色を大きく変化させることができます。

どうしても短期間で白く並んでいるような歯並びを手に入れたいというケースのみに適応だと思います。
安易にセラミック矯正をしてしまい悩んでいる人はかなりの数いると思いますので、よく考えた上で決めて頂けたらと思います。

【デメリット】

歯を削る

健康な歯をかなりの量削る必要があります。

神経を取ることがある

歯並びという位置のズレを形で誤魔化すことになりますから、虫歯治療のセラミック治療と異なり更に多くの歯を削り神経が出てきてしまえば神経を取らなければいけません。

作り直しが必要になることがある

ご自身の歯以上に素晴らしい材質はこの世の中に存在しません。

セラミックとは言えども、セラミックと歯との境目は接着剤で覆われており、数年、数十年で劣化してきます。

20代でセラミック矯正をしたのであれば、間違いなくやり直しは必要になってくるでしょう。

まとめ

歯並びの悪さの原因は顎の大きさと歯の大きさの不調和からきていますから、形を変えて歯並びを整えようというのは根本的な解決策とは言えません。
歯を大きく削り、場合によっては神経の処置までして前歯だけ辻褄を合わせようとしているのです。
否定はしませんが、厳密に言えば歯科矯正とは言えないのです。

マウスピース矯正とは？

歯列矯正の一種です。

ワイヤーを使って矯正するのかマウスピースを使って矯正するのかの違いです。
ワイヤーほど目立たずに半年ほどの部分矯正から2年半ほどの全体矯正まで可能です。
もし興味がありましたら、他のブログに詳しく書いてますので読んで見てください。

マウスピース矯正について